―心が生きると書いて「性」あなたの性は生きていますか?―


『UN/ME』は普通の女性2人によって立ち上げられたブランドです。

私たちは、リアルな普通の女子であり、働く者であり、母であり、妻であり、誰かの恋人です。これが私たちの肩書です。

目を見張るような特別な肩書はありません。ないというより、このブランドを作るにあたっては必要がなかったのかもしれません。「今を生きてきたこと」こそが私たちの経歴だからです。

 

現代に生きる誰しもが、様々な経験をし、人生の勉強をして、今に至っていると思います。私たち2人ももちろん例外ではありません。育ってきた環境こそ違えど、多くの経験をして気づいたことは「自分が自分を愛し大切にする」ということでした。

昨今のコロナ禍における生活環境は、体の健康ということが注目されましたが、それは決して身体だけの健康ではなく、心(精神面)の健康も含めて自分を大切にするということに気づかされました。

東洋医学でいう「健全な精神は健全な肉体に宿る」まさにそれでした。

 

自己肯定感を高めるということ。自分を肯定し、自分の可能性を信じ、自分が笑顔でいることが、周りの幸福につながるということに気づいたからこそ、多くの方、またこれからの世界を担う子供たちに自分を大切にすることを伝えたいと思いました。

そこで私たちはこれまで各自が経験してきた東洋医学の知識や開発の知識を活かし、「性養生」に着目したのです。自分と他者、体と心の両方を大切にすること、そしてこのバランスこそが東洋医学の陰と陽の相対するバランスであり、このバランスをとっていくことに「性」は外すことができない重要な要素であると考えました。多文化社会における様々な価値観が存在する中、自分以外の価値観を尊重することは人間関係に必須だと考えておりますが、それは性のあり方にも同じことが言えるのではないでしょうか。一般的に日本では「性」にまつわる事はタブー視される傾向にありますが、「性」は人間本来が持つ生理的かつ物理的本能なのです。避けて隠して通るのではなく、正しく向き合い本来の性を知ることは、多様化する価値観を尊重し向き合っていく人間関係そのものに通ずると考えています。

 

だからこそ、『UN/ME』は、性別や目肌の色、国籍に関係なく世界中の人々と、自分自身を大切に想う方に、様々な境界線を越えて世界に愛を運んでいけるブランドになりたいとの思いから生まれました。

『UN/ME』というブランド名には、自己を解放し「私ではない私」を肯定して、本来の楽しみ方を見つける、自分の愛し方を見つけるブランドでありたいという私たちの願いが込められています。

時代の移り変わりの中で、どんな環境にも屈することなく、自己肯定感を高め、
自分と向き合える穏やかでしなやかな強い心を持てるよう私たちのブランドが性のあり方や何かを考えるきっかけになれたら幸いです。

 

自分自身を信じ納得し後悔しない活き方を選んで欲しい。
生きることはただ生命があることではなく、自分の道を歩むこと「生きる=活きる」だから。